春の女王の座を射止めるのは絶好調のこの馬!
今年のヴィクトリアマイルは中心となる馬不在の大混戦模様。どの馬が勝ってもおかしくない状況ではありますが、牝馬限定戦ということもあれば注目すべきはその状態面。追い切りの動きから目立つ動きを見せている馬をしっかりとチェックして馬券予想的中を狙っていきます。
調教評価 A 坂路自己ベスト更新で巻き返し必至
ラッキーライラック 栗東坂路 50.7 37.1 24.3 12.3 一杯 併せ先着
坂路で実施された最終追い切りの動きは絶好。50.7とこれまでの自己ベストタイムを更新してくる動きを見せてまさにこのレース目標にきっちりと仕上げたといったところ。前走の阪神牝馬ステークスは控えて伸びきれずとちぐはぐな競馬で1番人気を裏切る形とはなりましたが、2走前には香港カップを制したウインブライトとクビ差の競馬。牝馬限定戦ならば力上位は歴然であり、桜花賞・オークス惜敗の鬱憤を晴らす時がいよいよやってきたというところでしょうか。アーモンドアイの陰に隠れた同世代No.2の実力を発揮できる仕上がりにあることは間違いなさそうです。
調教評価 A 海外遠征帰りも態勢は万全
アエロリット 美浦坂路 51.2 37.7 25.2 13.0 馬なり
アメリカのペガサスワールドカップを1月に使って以来の海外遠征帰りの難しい調整とはなっていますが、動きだけ見れば最終追い切りでの坂路の動きもスピード感十分。1週前のコースでも4F50秒台をマークしておりきっちりと動けているならば、仕上がりは十分に走れる態勢にあると見てよさそうです。元来が休み明け(2.3.0.0)と休み明けこそが狙い目の馬となっているだけに、この休み明けも狙ってみる価値は十分にありそうです。昨年4着以上の成績を期待してみたいところです。
調教評価 A 終いの伸び良し。坂路効果にも期待
ノームコア 美浦南W 54.3 39.1 12.2 馬なり 併せ先着
この中間はこれまでのコース中心の調整から坂路を取り入れての併用の調整を行ってきました。最終追い切りはいつも通りのコースでの調整でラスト12.2と鋭くフィニッシュ。決め手に欠くようなところがある馬だけにこの坂路調整効果でもう一伸びあれば面白いところではないでしょうか。何よりノームコア自身、追い切りでラストの伸びが良好な際は好成績を残している傾向があり、ラスト12.2をマークした際はこれまで2戦2勝(2.0.0.0)とパーフェクト。鞍上も話題のレーン騎手ということならば鞍上の手腕で一気にG1制覇まで思い描いてみたくなるところもあります。
この他では芝コース追いが刺激となれば復活あってもおかしくなさそうなオークス馬ソウルスターリングであったり、坂路でいつも通りの活発な動きを見せているレッツゴードンキ、更には稽古駆けする馬ではないものの、いつになく時計が出ていたクロコスミア。この3頭をB評価として挙げておきたいと思います。
それでは今週はこのヴィクトリアマイルで美味しい的中馬券をきっちりと手にしてしまいましょう!