2019 マーキュリーカップ [レース予想]
梅雨空で曇天が続く見込みの当日の盛岡競馬場。前日には降雨も見込まれ、良馬場で開催されるかは微妙だが、脚抜きの良い馬場となれば俄然中央所属馬の勢いが増す。今回の目玉は最内枠のグリムと武豊騎手になるだろうが、明確な逃げ馬がおらず、このコンビが先導役を務めそう。最後に坂のある当コースでは番手からの逆転も数多く、このあたりがレースの結果を左右するポイントとなりそうだ。
マーキュリーカップ 予想【◎ロードゴラッソ】
本命はロードゴラッソ。同馬は強い現4歳世代の中でも上がり馬の勢いがあるが、前走大沼ステークスでは1番人気で4馬身差の2着と敗れている。ただこの敗戦は3か月間の間隔が空いていたことに加え、古馬相手に食い下がった点では評価を落とす理由にはならない。大外枠で人気のグリムとは対照的な枠順を引き当てたが、ライバルを封じにかかるならかえって良い枠と映る今回だ。
マーキュリーカップ 予想【○グリム】
対抗はグリム。やはりあっさり先行してそのままの可能性も高い同馬だけに、これ以上印は下げられないと判断しての対抗評価だ。盛岡のタフなコース形態は逃げ馬に楽とは言えないが、同馬は左回りで2勝しており直線の長さも問題はない。武豊騎手は日本人騎手でもっともペースを正確に読めるため、結局はグリムにとって良い流れで展開していくことだろう。
マーキュリーカップ 予想【▲テルペリオン】
3番手はテルペリオン。オープンを2勝して5歳になり、いよいよ本格化してきた同馬だが、馬体のほうも充実しており心身共に良い状態だ。元々雄大な骨格を持ち、懐の深いタイプではあったが、筋肉がしっかりとついてきて、ダッシュ力の面も補われてきた。先行から力強く抜け出す得意のパターンが決まったときには、後続が追い付けないしぶとさと、へこたれない持久力を感じさせる。ここも上位争いだ。
マーキュリーカップ 予想【△ノーブルサターン】
最後はノーブルサターン。同馬は前走アハルテケステークスで大穴を開けた存在だが、これまで着順は悪く見えても、仕上がりはいつも良い状態にあった。どこで結果を出す走りを見せるかが鍵と思っていたが、結果を出し、こうして重賞に駒を進めることが見事に叶った。差しタイプだけに3コーナー手前でまくることになりそうだが、54kgというハンデからも一発の期待感は常に漂う。
2019 マーキュリーカップ [馬券考察]
馬券は馬単&馬複。流しで、◎ー〇▲△の計6点で勝負!
マーキュリーカップは7月15日、盛岡競馬第10レース、16時50分発走予定