2019 JBCスプリント [レース予想]
JBCの3レースの中では2戦目にあたる当レースも、前座という位置づけには全く値しない好メンバーとなった。芝のGⅠ馬ミスターメロディが参戦するかと思えば、藤田菜七子騎手初GⅠ級制覇がかかるコパノキッキングに、地元の名門小久保厩舎からはダートグレードホース・ノブワイルドが参戦。三つ巴の様相の中他馬も虎視眈々とその頂を見据えて、ダート短距離界の覇権を握るべく駆け抜ける12頭のレースだ。
JBCスプリント 予想【◎ノブワイルド】
本命はノブワイルド。同馬は現在7歳になって本格化した遅咲きの馬だが、地方所属馬の中にあって中央馬を蹴散らしてここに出てきた。前走オーバルスプリントで破った相手はワイドファラオでもあり、この舞台では地の利を活かして躍動する姿が想像できる。今年に限って同馬に最も嬉しい浦和開催でもあり、地元馬が中央馬の覇業達成を阻止する事も叶いそうだ。
JBCスプリント 予想【○コパノキッキング】
対抗はコパノキッキング。前走・東京盃では藤田騎手が大胆な逃げに打って出たが、それが大正解で鮮やかな4馬身差勝利を決めている同馬。卓越したレースセンスと瞬発力に秀でた走りをしており、逃げようと逃げまいと自身で選べる現在充実著しい駿馬だ。結論を言って藤田騎手とはかなり相性は良いと思われ、どんなレースでも格好はつけて無様な競馬はしていない。今回はノブワイルドを牽制して仕掛ける一瞬が楽しみだ。
JBCスプリント 予想【▲ミスターメロディ】
3番手はミスターメロディ。右回りよりも左回りの方が手前を変えやすい同馬は、ダートでも実績があり最内枠から強い主張をしそうだ。明確な逃げがノブワイルドしか見当たらないメンバーなだけに、芝でも通用する同馬のスピードと持続力は脅威になるだろう。休み明けから徐々に上向いており、今回は3走目。そういう意味でも最高の仕上がりの期待もかかる一戦だ。
JBCスプリント 予想【△サクセスエナジー】
最後はサクセスエナジー。スピードの出る持久戦は得意で前走も馬券に絡んでいるが、距離1400mも全6勝を挙げた距離という特徴の同馬。浦和開催の恩恵にあずかりそうな点も警戒要素といえ、3強に割って入るとしたらこの馬が一番手となりそうだ。大型馬でパワフルな黒光りする好馬体を誇る同馬の、内側へ圧力をかけるような存在感に一票を投じる。
2019 JBCスプリント [馬券考察]
馬券は馬複。ボックスで、◎~△の計6点で勝負!
JBCスプリントは11月4日、浦和競馬第9レース、14時45分発走予定