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【ステイヤーズステークス】2019 予想オッズ/出走予定馬短評

ステイヤーズステークス2019 [出走予定馬短評]

JRAで施行される最長距離レース、師走の中山・名物重賞となっているステイヤーズステークス。近年の長距離レースを軽視する傾向も手伝い、2000年代以降はフルゲート割れや格上挑戦が目立ちG2にしては層の薄いメンバー構成が続いている状態。とはいえ、今年はアルバートやオジュウチョウサンの参戦があり、例年以上に注目の集まる1戦となっている。

ステイヤーズステークス2019 予想オッズ/アルバート(4.5倍)

2015~17年に渡って3連覇を成し遂げており、近年のステイヤーズSといえばこの馬が代名詞的な存在。昨年はレース1週前に脚部不安を発症し、無念の回避。その後は長期休養&転厩を経て、前走・京都大賞典(G2)をひと叩きして調子は上向き。JCを制したマーフィー騎手との新タッグも魅力で、前人未到の同一重賞4勝目なるか期待が集まる。オッズは、4倍から6倍台が予想される。

ステイヤーズステークス2019 予想オッズ/リッジマン(7.6倍)

昨年の勝ち馬が連覇を目指して今年も参戦。今年は天皇賞春などステイヤーの王道ローテに参戦するも見せ場なく連敗中と苦しい状況。ただこの馬は寒い時期に調子を上げる傾向があり、春先の成績は過度に気にする必要はない。今年もここを目標にきっちり調整されており、前年王者として久々に強い走りが見られるか。オッズは、4倍から7倍台が予想される。

ステイヤーズステークス2019 予想オッズ/オジュウチョウサン(8.4倍)

近2走は再度平地に挑戦して、10着・12着と昇級の壁にぶつかっている状態。ただ東京の高速馬場を使われ続けており、力とスタミナが求められる師走の中山芝3600mへの舞台替わりは一変が期待できる。近走の連敗で平地を走る注目度こそ下がっているが、ベストといえる今回の条件なら障害最強王者の意地が見れる可能性も高い。オッズは、7倍から9倍台が予想される。

ステイヤーズステークス2019 [狙い目となる穴馬は?]

ステイヤーズステークス2019/メイショウテンゲン

今年はクラシック3冠にフル参戦するも、すべて二桁着順に敗れる惨敗。ただ前走・菊花賞(G1)は、道中積極的に先行するなど復調の兆しを感じさせる一面も見せた。今回、更に距離が伸びてゆったりレースができるのも、行き脚のないこの馬にとってはプラス材料。力のいる中山の馬場も弥生賞(G2)で克服しており、近走から相手関係が大幅に楽になった今回は好走必至か。

ステイヤーズステークス2019/ベイビーステップ

前走・古都S(3勝クラス)は、軽快に逃げるとゴール前でも二枚腰を使って0.1秒差の4着善戦。2走前からハナを主張する乗り方になり、その脚質が徐々に板についてきた印象。今回は逃げ馬不在のメンバー構成となっており、展開面でも追い風あり。この馬がすんなりハナを奪ってペースを握る流れになれば、しぶとく前残りで波乱演出も期待できる。

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