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【共同通信杯】2020 予想オッズ/出走予定馬短評

共同通信杯2020 [出走予定馬短評]

3歳牡馬クラシックの将来を占う注目の出世レース・第54回共同通信杯。直近3年に限ってもダノンキングリーやスワーヴリチャード、他にも多くの名馬たちが上位入線馬として名を連ねており本番に直結する重要な1戦。今年の主役は無傷の3連勝中で勢いにのるマイラプソディ。他にも良血G1ホースの弟や地方からの参戦など多彩なメンバーが揃っており見逃せないレースになっている。

共同通信杯2020 予想オッズ/マイラプソディ(1.7倍)

新馬戦から3戦全て上がり最速をマークして無傷の3連勝中。特に前走・京都2歳S(G3)は、展開不向きのなか直線で素質馬ミヤマザクラを一瞬でかわし快勝。馬体を増やしながら好走を続けており、成長力があり伸びしろ十分の血統背景も魅力。直線の長い東京もいかにもこの馬向きで舞台適性も不安なし。ここもあっさり通過するようなら、2歳G1ホース2頭と並ぶクラシック主役候補になってくる。オッズは、1倍後半が予想される。

共同通信杯2020 予想オッズ/ダーリントンホール(6.4倍)

前走・葉牡丹賞(1勝クラス)は、休み明けで余裕残しだったぶん勝負所で加速に手間取り3着。ただ前残り展開のなか、唯一後方からメンバー最速の末脚で先頭に迫っており最も強い印象を残した。2走前・札幌2歳S(G3)も直線進路に窮して3着などスムーズなレースができていないため、今回は鞍上にルメール騎手を確保した大きなプラス要素。ゴドルフィンの期待馬がクラシック戦線に有力馬を送り出せるか要注目。オッズは、4倍から7倍台が予想される。

共同通信杯2020 予想オッズ/フィリオアレグロ(7.5倍)

新馬戦では、道中スムーズに折り合い4角先頭に並びかける正攻法の競馬で完勝。2歳新馬の東京芝2000m重馬場で走破タイム2:01.7は、時計面でもかなり評価できる内容で重賞級の素質を感じさせる好印象。兄サトノクラウンから父がディープに変わったことで、東京の高速馬場への適性は不安なし。鞍上デムーロ騎手も年明けから重賞2勝で復調しており、1勝馬でも大きな支持を集めるはず。オッズは、7倍から9倍台が予想される。

共同通信杯2020 [狙い目となる穴馬は?]

共同通信杯2020/エン

近年でもナイママやトラストといった地方在厩から中央クラシックへ挑戦する岡田総帥の夢、今年はこの馬。父Tavistockと馴染みのない血統だが、2018年宝塚記念2着となった香港馬ワーザーも同産駒のため芝適性も期待できる。過去2戦も川崎ダートながら、スピードの違いで楽に先行して2戦2勝の圧勝続き。少しでも馬場が渋るようなら中央でも通用する地力はありそうで、コスモバルクの再現なるか要注目。

共同通信杯2020/シングンバズーカ

初勝利までに5戦を要しているが、常に最速級の上がりタイムで勝ち負けに絡んでおり末脚に不発なし。特に前走は前残り展開のなか、4角8番手からメンバー唯一34秒台の末脚で鮮やかに差しきる瞬発力を発揮。勝っても負けても僅差という相手なりに走ってくれるタイプなので、重賞初挑戦で人気を落としそうな今回こそ馬券的には押さえておきたい1頭。

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