2020/3/14開催「中山牝馬ステークス(G3)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
中山牝馬ステークス2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
ウラヌスチャーム | 牝5 | 斎藤誠 |
カリビアンゴールド | 牝6 | 鮫島 |
コントラチェック | 牝4 | 藤沢和 |
フィリアプーラ | 牝4 | 菊沢 |
メイショウグロッケ | 牝6 | 荒川 |
モルフェオルフェ | 牝5 | 大江原 |
■2020/2/29現在
中山牝馬ステークス2020 [注目馬考察]
中山牝馬ステークス2020出走予定馬/ウラヌスチャーム
昨年はハナ差の2着惜敗。最後はゴール前横一線の大激戦だった。続く京都大賞典では強豪牡馬相手に0秒8差。仕掛け遅れだったことも踏まえれば、悪くない内容。エリザベス女王杯はさすがに家賃が高かったが、前走のアメリカJCCは緩い馬場が敗因。ルーラーシップ産駒でもこの馬は瞬発力が持ち味。今回はグンと相手関係も楽になり、3週目ならまだ馬場も傷んでいないはず。昨年の雪辱。
中山牝馬ステークス2020出走予定馬/コントラチェック
ここまで大きく崩れたのは、距離が長すぎたオークスとペースが速すぎた秋華賞の2戦だけ。この中山で重賞2勝(フラワーC・ターコイズS)。溢れるスピードを全発揮させるには、1600~1800mがベスト。今回の舞台もベストと言ってもいい。あとは展開。これまですべて逃げた時しか結果が出ておらず、同型との兼ね合いがカギになりそう。
中山牝馬ステークス2020出走予定馬/メイショウグロッケ
コースや馬場差もあるが、3走前のユートピアSを1分33秒1で快勝すると、続くターコイズSでは1分32秒8と時計短縮。そして前走の京都牝馬Sでは1分23秒6で3着と好走。斤量が53キロから54キロへと増量されてのこの内容は、地力強化の証明とも言えるだろう。再度牝馬同士なら。
中山牝馬ステークス2020出走予定馬/フィリアプーラ
前開催の中山は、外枠の差し馬には厳しい馬場状態。最後方でじっくり脚を溜める形を取ったが、直線は詰まりながらも4着まで伸びてきた。全体の状況を踏まえれば、かなり立派と言える内容でやはり力があるし、中山も合う。再度ベスト舞台なら。
中山牝馬ステークス2020出走予定馬/モルフェオルフェ
オープン昇級後の前2走は、14、16着と惨敗だが、ともに逃げる競馬でスピード通用は証明。中山芝1600mで全4勝中3勝の適性。コントラチェックとのハナ争いとなりそうだが、ハナを切れる枠順の並びとなるようなら、チャンスがあっても。
中山牝馬ステークス2020[今後の動向]
毎年リピーターが来る傾向で、小回り1800m向きの馬を狙いたい。