2020/3/15開催「金鯱賞(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
金鯱賞2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
ウインイクシード | 牡6 | 鈴木伸 |
エポカドーロ | 牡5 | 藤原英 |
ギベオン | 牡5 | 藤原英 |
サートゥルナーリア | 牡4 | 角居 |
サトノガーネット | 牝5 | 矢作 |
サトノソルタス | 牡5 | 堀 |
ダイワキャグニー | 牡6 | 菊沢 |
ニシノデイジー | 牡4 | 高木 |
マイネルファンロン | 牡5 | 手塚 |
ユーキャンスマイル | 牡5 | 友道 |
ラストドラフト | 牡4 | 戸田 |
レッドレオン | 牡5 | 角居 |
ロードマイウェイ | 牡4 | 杉山 |
■2020/2/29現在
金鯱賞2020 [注目馬考察]
金鯱賞2020出走予定馬/サートゥルナーリア
有馬記念はリスグラシューに完敗の2着だったが、課題のイレ込みを克服。3歳トップクラスの力は存分に示せた。幅広く距離はこなしているものの、GI2勝(ホープフルS・皐月賞)はともに2000m。少し折り合い面の難しさもあるだけに、この距離がベストだろう。死角を挙げるとすれば、〔0-0-0-2〕の左回りという点だけか。
金鯱賞2020出走予定馬/ユーキャンスマイル
菊花賞3着以降、着実に力をつけて昨年は重賞2勝(ダイヤモンドS・新潟記念)。天皇賞・春5着、天皇賞・秋4着、ジャパンカップ5着と、一躍トップグループの仲間入りを果たした。ここまで左回りにこだわってローテが組まれており、大阪杯・天皇賞・春、宝塚記念はすべて右回り。ここが一番のベストパフォーマンスという可能性もある。
金鯱賞2020出走予定馬/ラストドラフト
ノヴェリスト産駒唯一の重賞勝ち馬で、母が桜花賞馬のマルセリーナという良血。前走のアメリカJCCは、4角手前で故障馬の影響を受けて、大外に振られる大きなロス。それでも最後は盛り返すように伸びてきた。まともなら…と思わせると同時に、3走前から差す競馬に脚質転換を図り、それが実になってきた面も。中京は2走前の中日新聞杯2着の実績。ここは仕切り直しの一戦。
金鯱賞2020出走予定馬/ニシノデイジー
札幌2歳S?東京スポーツ杯2歳S連勝で、一躍クラシック候補へと躍り出たが、それ以降勝ち星ゼロ。478キロでデビュー時からしっかりと体も増えているように成長しているし、先細りもない血統背景。とするとここまでの敗因は『距離』とも受け取れる。祖母がニシノフラワーで母もマイル路線が主戦場。前走の2200mも長かったとすれば、2000mの今回はまだ見限れない。
金鯱賞2020出走予定馬/ロードマイウェイ
1勝クラス快勝を皮切りに、5連勝で重賞制覇。2勝目を挙げるのに手間取ったことが嘘のような快進撃で、このあたりは父ジャスタウェイと同じ軌道とも言える。マイペースで逃げた2着馬トリオンフは続く中山金杯を快勝。その比較から、この馬もまだまだ伸びる器だろう。
金鯱賞2020[今後の動向]
GI級の参戦が多く、前哨戦とは思えぬ顔ぶれとなりそう。注目はやはりサートゥルナーリアか。