2019/12/22開催「有馬記念(G1)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
有馬記念2019 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
アーモンドアイ | 牝4 | ルメール | 国枝 |
アエロリット | 牝5 | 未定 | 菊沢 |
アルアイン | 牡5 | 松山 | 池江 |
ヴェロックス | 牡3 | 川田 | 中内田 |
エタリオウ | 牡4 | 横山典 | 友道 |
キセキ | 牡5 | ムーア | 角居 |
クロコスミア | 牝6 | 藤岡佑 | 西浦 |
サートゥルナーリア | 牡3 | スミヨン | 角居 |
シュヴァルグラン | 牡7 | 福永 | 友道 |
スカーレットカラー | 牝4 | 岩田康 | 高橋亮 |
スティッフェリオ | 牡5 | 丸山 | 音無 |
スワーヴリチャード | 牡5 | マーフィー | 庄野 |
フィエールマン | 牡4 | ルメール | 手塚 |
リスグラシュー | 牝5 | レーン | 矢作 |
レイデオロ | 牡5 | ビュイック | 藤沢和 |
ワールドプレミア | 牡3 | 武豊 | 友道 |
■2019/12/6現在
有馬記念2019 [注目馬考察]
有馬記念2019出走予定馬/アーモンドアイ
ファン投票第1位。予定した香港国際競走を熱発で回避しただけに、まず状態面が鍵。そして主戦のルメール騎手が先約でフィエールマンに騎乗予定。直前まで判断に迷うこととなりそうだが、それでも国内最強馬は誰が何と言おうとこの馬。右回りも2500mも何の不安もなく、出てくる以上は勝負になると見てよさそう。
有馬記念2019出走予定馬/リスグラシュー
ファン投票第2位。今回が引退レースとなるが、宝塚記念・コックスプレートと国内外のGIを連勝中と今が充実期とも取れる。レーン騎手も「1日限定免許」で騎乗が可能となり、有終の美を飾るお膳立ては整った感。父ハーツクライは、ディープを押さえてのグランプリ制覇。血統面での後押しもある。
有馬記念2019出走予定馬/サートゥルナーリア
ファン投票第4位。前走の天皇賞・秋は初めての古馬相手で厳しい競馬になったこともあるが、鞍上のスミヨン騎手のコメントでは「ゲートが開いてから力みっぱなし」だったとのこと。ダンビュライトと同じく、地下馬道を潜る東京コースは合わないのかもしれない。今回はホープフル快勝の中山で、5戦5勝の右回り。逆転の目はある。
有馬記念2019出走予定馬/エタリオウ
今年はGI獲りも…と思えたが、天皇賞・春以降リズムが合わず。それでも横山典騎手が騎乗するようになってから一戦ごとに内容良化。前走のジャパンカップは7着とはいえ、好位から正攻法の競馬。徐々に噛み合ってきた印象も強い。人馬ともに相手が強くなればなるほど怖いタイプ。まだ見限れない。
有馬記念2019出走予定馬/ヴェロックス
ライバル不在の菊花賞は千載一遇のチャンスだったが、上位2頭とは距離適性の差が出た印象。それでも3着と大崩れしなかった点は評価できるし、やはりこの馬もかなりの素材。レースが上手く、トリッキーな中山2500mも合うイメージ。3着内には押さえておきたい。
有馬記念2019[今後の動向]
総決算。ここが引退レースとなる馬も多く、各陣営とも渾身の仕上げ。熱戦は間違いない。