2019 かきつばた記念 [レース予想]
中央馬5頭が出走し、地方馬と覇を競うかきつばた記念。馬場悪化によりどの程度のスピード馬場になるか読みづらいところだが、基本に従って前で運べるスタートの良い馬を選びたい。ウインムートは今回ハンデが57,5kgと他馬より重い立場だが、傾向に合致することに加え相性の良い和田騎手が騎乗。この馬を中心に各馬がいつ動き出すかがポイントだろう。
かきつばた記念 予想【◎ウインムート】
本命はウインムート。先述の通り同馬は今回ハンデ頭でその点は不利だが、57,5kgという斤量自体は酷量とはいえない。地方所属馬ではこの距離を得意とするサクラレグナムを除けば、特段若さや勢いに優る出走馬の姿も見当たらない。となればあとは残る中欧勢との戦力比較が重点だ。同馬はこれまで中央ダートオープンで3勝の実績があり、それも全て1400m戦と相性は一枚上。走りにくい馬場傾向も踏まえれば、先行力ある同馬は堅実だ。
かきつばた記念 予想【○ゴールドクイーン】
対抗はゴールドクイーン。本命のウインムートに無いものを持っている馬を選ぶとなれば、明け4歳で前走快勝の同馬がまず思い浮かぶところ。母父タイキシャトルに父シニスターミニスターの血統からも今回の、馬場の悪そうな短距離戦は得意にできる下地は十分だ。実際、前走も稍重馬場で強敵ユラノトを撃破しており、ウインムートを巡る攻防では最先鋒の存在だ。
かきつばた記念 予想【▲ヤマニンアンプリメ】
3番手はヤマニンアンプリメ。同馬は前走・黒船賞で2着と善戦して見せたが、差し脚質で内の深いダートをどう捌くかが試金石だった。結果として地力の強化に疑いの余地がない走りを見せて、断然人気のサクセスエナジーにタイム差なしと接戦に持ち込んだ。馬場適性を考慮しても不良馬場で前走を消化しており、この点が黒船賞5着のテーオーヘリオスよりも魅力がある。ハンデも54kgなら逆転もあって良いところだ。
かきつばた記念 予想【△リエノテソーロ】
最後はリエノテソーロ。同馬はアエロリットが制したNHKマイルカップで2着と、そのスピードと早熟性から短距離戦での実績を積み上げてきた。2歳時にはエーデルワイス賞で圧勝を飾るなど活躍し、ダートの1200m戦でも問題のないスピードがある。前走3着で浮上のきっかけを掴んでいることもあり、ここでの上昇も視野に入れて馬券を検討していきたい。
2019 かきつばた記念 [馬券考察]
馬券は馬複。ボックスで、◎~△の計6点で勝負!
かきつばた記念は5月1日、名古屋競馬第11レース、16時20分発走予定