関屋記念2019 [出走予定馬短評]
サマーマイルシリーズ第2戦として真夏の新潟を盛り上げる第54回関屋記念。昨年の勝ち馬プリモシーンは、ここでの勝利をきっかけにG1戦線でも大活躍しており、今年もそれに続く出世馬が誕生するか要注目。オッズは、NHKマイルC(G1)2着のケイデンスコールを中心として、複数の馬が10倍以下となる上位拮抗のオッズで推移してきそう。
関屋記念2019 予想オッズ/ケイデンスコール(3.4倍)
前走・NHKマイルC(G1)では、大外枠から豪快な末脚を繰り出して14番人気の低評価を覆す2着好走。毎日杯(G3)4着など右回りレースでの連敗で評価を落としていたが、得意条件ならG1級の能力があることを改めて示した。これで左回りなら【2.2.0.0】と抜群の好成績。特に今回は初重賞制覇を飾った2戦2勝新潟マイルでベストの舞台。末脚が最大限に活かせるこの条件なら凡走は考えにくい。オッズは、2倍から4倍台が予想される。
関屋記念2019 予想オッズ/ソーグリッタリング(5.8倍)
2歳時以来の重賞挑戦となった前走・エプソムC(G3)では、1番人気に支持されるも前残りの展開面が影響して3着惜敗。とはいえ、この馬自身もラスト3F32.8の末脚で勝ち馬を追い詰めており評価を落とす内容ではない。今年に入りリステッド競走を連勝するなど充実ぶりは目を見張るものがあり、前走より相手関係が楽になった今回も好勝負必至とみる。オッズは、5倍から8倍台が予想される。
関屋記念2019 予想オッズ/ミッキーグローリー(6.3倍)
昨夏に急激に力をつけ初重賞制覇まで駆け上がると、続くマイルCS(G1)でもラスト3F最速をマークして5着善戦。マイル路線での活躍が期待されていたが、今年上半期は無念の骨折で休養。今回は故障明けで状態万全とはいいがたいが、G1でも好走した地力の高さは侮れない。ルメール騎手が新潟まで乗りに来るのも、この馬に対する期待の表れ。オッズは、5倍から8倍台が予想される。
関屋記念2019 [狙い目となる穴馬は?]
狙い目はリライアブルエース。昨年もこのレースに参戦して6着に敗れるも、2番人気に支持されたほどの実力馬。重賞であと一歩足りない状態が続いたが、近走はOPレースで着実に地力強化を図って結果を残しており上昇ムードあり。夏場に調子を上げてくる傾向があるのも買い材料。4戦ぶりの重賞挑戦で人気を落としそうだが、勢いもある今年は昨年以上の着順を狙える状態にある。