【鳴尾記念】2020 予想オッズ/出走予定馬短評

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鳴尾記念2020 [出走予定馬短評]

宝塚記念へのステップレースとして阪神開催の開幕週を盛り上げる第73回鳴尾記念。昨年の勝ち馬メールドグラースは、このレースをステップに豪G1コーフィールドCを制覇する大躍進。今年もそれに続く上がり馬が現れるかにも要注目。登録メンバーを見渡すと、唯一のG1馬でもあるラヴズオンリーユーが中心的な存在。この馬の1番人気が濃厚で、その他は拮抗したオッズ形成となってきそう。

鳴尾記念2020 予想オッズ/ラヴズオンリーユー(2.6倍)

前走・ヴィクトリアマイル(G1)は、直線で本来の伸びが全く見られず7着敗戦。ただ距離不足のマイル戦で流れに戸惑ったこと、最内枠で包まれたことなど敗因は明白。1度使われて適距離に戻してきた今回は巻き返し必至。4連勝後は勝ち星に見放されているが、相手関係が楽になったG3クラスならオークス馬の貫禄を示してくれるはず。オッズは、2倍台が予想される。

鳴尾記念2020 予想オッズ/サトノルークス(6.5倍)

前走・菊花賞(G1)では、中団待機でしっかり折り合うと直線メンバー最速の末脚を使って2着好走。クラシック3冠を完走したうえ、秋にはしっかり成長した走りをみせて今年4歳は飛躍の年。今回は約8ヵ月ぶりの競馬となるが、休み明け【2.1.0.0】と鉄砲実績があり初戦から好勝負可能。阪神コースも3戦して連対率100%をキープしており、今回の結果次第では宝塚記念でも楽しみな存在になってくる。オッズは、5倍から8倍台が予想される。

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鳴尾記念2020 予想オッズ/エアウィンザー(8.9倍)

今年初戦となった前走・新潟大賞典(G3)では、久々の影響か勝負所での反応が鈍く9着敗退。大阪杯(G1)5着以降はやや精彩を欠いているが、昨年4連勝で一気に頭角を表した能力は侮れず復活が待たれる実力馬。阪神芝2000mは初重賞制覇を飾った縁起の良い舞台で、同コースも【4.2.0.1】と相性抜群。今回は鞍上も強化されており、今後に向けた正念場の1戦となる。オッズは、7倍から9倍台が予想される。

鳴尾記念2020 [狙い目となる穴馬は？]

鳴尾記念2020/レッドガラン

初重賞挑戦となった前走・新潟大賞典(G3)は、1番人気に支持されるも力及ばず6着。ただラスト3Fメンバー最速級の脚を使えており、乗り方次第ではより際どく上位争いできた内容。2走前・大阪城S(L)勝ちを筆頭に、阪神コースはキャリア全5勝中4勝を挙げている得意舞台。重賞クラスで通用する能力は証明できており、前走の敗退で少しでも人気を落とすようなら積極的に狙いたい存在。

鳴尾記念2020/ドミナートゥス

前走・福島民報杯(L)は、好位先行の積極的なレース運びで2着好走。約1年半の長期休養明け復帰2戦目だったが、勝負所から一瞬で先団に並びかける走りは好調時を彷彿とさせ復調の兆しあり。休養前には3連勝で一気にOP入りしたほどの素質馬。血統的にも晩成タイプで、5歳馬だが今後も伸びしろ十分。中間追切の動きも順調そのもので、叩き3走目の今回は絶好の狙い目とみる。