2020/3/22開催「阪神大賞典(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
阪神大賞典2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
キセキ | 牡6 | 角居 |
タイセイトレイル | 牡5 | 矢作 |
トーセンカンビーナ | 牡4 | 角居 |
ドレッドノータス | セン7 | 矢作 |
ボスジラ | 牡4 | 国枝 |
ムイトオブリガード | 牡6 | 角田 |
メイショウテンゲン | 牡4 | 池添兼 |
メロディーレーン | 牝4 | 森田 |
レノヴァール | 牡5 | 高野 |
■2020/3/7現在
阪神大賞典2020 [注目馬考察]
阪神大賞典2020出走予定馬/キセキ
菊花賞以降、勝ち星には恵まれないが、ジャパンC、大阪杯、宝塚記念2着。フォワ賞、凱旋門賞で厳しい競馬を経験し、有馬記念でも5着と好走。常にレベルの高い競馬を続けている。意外にも3000m級のレースは、菊花賞以降初となるが、さすがにG2では役者が違うはず。
阪神大賞典2020出走予定馬/ボスジラ
1勝クラス→グッドラックH→早春Sと3連勝でオープン入り。まさに充実一途の言葉が当て嵌まる快進撃で、持久力が生きる長丁場がベスト舞台。兄マウントロブソン(スプリングS)、妹ミヤマザクラ(クイーンC)が重賞を勝ち、2つ上の兄ポポカテペトルも菊花賞3着の実績。筋の通った血統馬で、こちらも重賞のひとつやふたつは取れる馬。引き続き、武豊騎手なら。
阪神大賞典2020出走予定馬/メイショウテンゲン
昨年の弥生賞を勝ったものの、毛色を見ても分かるようにこの馬は母系が色濃く出ていて、ここからが成長期。ダイヤモンドS2着は、ステイヤーズS4着がフロックではなかったことを証明する競馬。やや器用さを欠く嫌いはあるが、阪神大賞典は例年少頭数。道中不利を受けるようなこともないはず。
阪神大賞典2020出走予定馬/レノヴァール
長距離砲のハーツクライ産駒らしく、距離を延ばしてメキメキ頭角を現してきた。ダイヤモンドSは最後に前をカットされる不利があったものの、概ね力を出し切れた一戦。重賞でも十分通用することは示せたし、3400→3000も歓迎材料。大崩れはないはず。
阪神大賞典2020出走予定馬/トーセンカンビーナ
成長を促しつつのローテだが、2勝クラスを一発回答で決めると3勝クラスもわずか2戦でクリア。ディープインパクト産駒で、今後の活躍が楽しみな一頭といえる。深刻なゲート難を抱えており、まずまともに出たことがないが、3000mあればその不安も解消。瞬発力が生きる流れになれば、ここでも。
阪神大賞典2020[今後の動向]
春の天皇賞へ向けて注目の一戦。このカテゴリーは層が厚く、新星誕生に期待も。