2020/3/8開催「弥生賞(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
弥生賞2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
アラタ | 牡3 | 和田勇 |
ウインカーネリアン | 牡3 | 鹿戸 |
オーソリティ | 牡3 | 木村 |
サトノフラッグ | 牡3 | 国枝 |
ブラックホール | 牡3 | 相沢 |
マイネルブラシウス | 牡3 | 尾関 |
ワーケア | 牡3 | 手塚 |
■2020/2/22現在
弥生賞2020 [注目馬考察]
弥生賞2020出走予定馬/ワーケア
3歳世代が当たり年と言われるハーツクライ産駒だが、先週の共同通信杯ではその大将格とも目されるマイラプソディが凡走。少し流れが変わりそうな雰囲気もあるだけに、ここはキッチリと軌道修正をしたいところ。ホープフルSはスタート直後に他馬と接触し、バランスを崩す不利。勝ったコントレイルは別格だったが、2着ヴェルトライゼンテデとは位置取りの差だけ。ベストは広い東京コースだが、中山も2度目なら。
弥生賞2020出走予定馬/オーソリティ
ホープフルS5着は、スタート後まともに挟まれてのもの。スムーズさを欠いた点は痛かったが、休養明けで10キロ増。馬体にボリュームを増して、確かな成長を感じさせた。母ロザリンドは現役0勝だったが、兄がエピファネイアで、弟にリオンディーズ、サートゥルナーリア。クラシックでも十分に戦えるバックボーンを備えている。
弥生賞2020出走予定馬/ブラックホール
ホープフルSは勝ち馬コントレイルを見る形で運んだが、勝負どころでの反応、伸び脚が今ひとつ。速い時計に対応できなかった印象もあり、今後へ向けての経験を割り切りたい一戦。牡馬にしては小柄で久々も問題なさそうだが、未勝利→札幌2歳S連勝を見ると、実は叩き良化型の可能性も。今回もその点がカギとなりそう。
弥生賞2020出走予定馬/サトノフラッグ
新馬戦は緩い馬場も堪えて6着と敗退したが、折り返しの未勝利戦をレコードで完勝。ディープ産駒らしく、やはり良馬場なら切れる脚が使え、続く1勝クラスも上がり35秒3で一気に抜け出した。レース後にマーフィー騎手から「目標はダービー」とのコメントも出たあたり、期待の高さが窺える1頭。今回は鞍上に武豊騎手。勢力図を塗り替えてしまう可能性もある。
弥生賞2020出走予定馬/アラタ
未勝利を7番人気快勝と、正直半信半疑ではあるが、上がり36秒9で豪快に突き抜けた内容は評価したい。初めて着用したチークピーシズの効果も大きかったか。母サンシャインは、現役時オープンで活躍し、愛知杯2着の実績。姉が重賞4勝馬ワンカラットで、妹が桜花賞馬ジュエラー。切れる脚が使える要因は、この母系にありそうだ。重賞でも。
弥生賞2020[今後の動向]
近年は共同通信杯が皐月賞と直結する傾向にあるが、ここはその皐月賞と同じ舞台。適性も含めて全馬チェックしたい。