2020/2/16開催「共同通信杯(G3)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
共同通信杯2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
エン | 牡3 | 未定 | 河津 |
ココロノトウダイ | 牡3 | 未定 | 手塚 |
サトノゴールド | 牡3 | シュタルケ | 須貝 |
シングンバズーカ | 牡3 | 未定 | 高市 |
ダーリントンホール | 牡3 | ルメール | 木村 |
ビターエンダー | 牡3 | 未定 | 相沢 |
フィリオアレグロ | 牡3 | デムーロ | 堀井 |
マイラプソディ | 牡3 | 武豊 | 友道 |
■2020/2/1現在
共同通信杯2020 [注目馬考察]
共同通信杯2020出走予定馬/マイラプソディ
デビューから無傷の3連勝。そして3戦すべて上がりはメンバー最速と、文句なしの競馬。間違いなく今年のクラシックの主役だろう。前走の京都2歳Sでは、なかなか手前が変わらず加速がつかなかったように、右回りよりも左回り向き。同じ父を持つスワーヴリチャードとよく似たタイプだろう。東京コースでさらに進化。
共同通信杯2020出走予定馬/ダーリントンホール
札幌2歳Sでは、勝負どころでバテた馬が下がってきて窮屈になる場面。スムーズに捌けずの0秒5差3着と惜しい競馬。それを思えば、葉牡丹賞はキッチリ勝っておきたかったが、12キロ増と余裕残しの仕上げ。勝ち時計も1分58秒9と速く、ガリレオ系のこの馬にとっては、少し苦しかったとも言える。叩いた今回は本領発揮。
共同通信杯2020出走予定馬/ビターエンダー
京成杯4着。手応えほど伸びなかった印象もあったが、一気の相手強化を思えば悪くない内容だった。東京コースは新馬3着→未勝利快勝の舞台。とりわけ、追い出しを待つ余裕もあった2走前は圧巻のパフォーマンスだった。得意舞台に移って改めて注目。
共同通信杯2020出走予定馬/サトノゴールド
新馬戦はスローの2番手抜け出しだったが、札幌2歳Sでは(出遅れもあったが)離れた最後方から捲るように追い上げての2着。父ゴールドシップを彷彿させる走りだった。父は不思議と東京コースでの好走が少なかったが、こちらはジリジリと伸びるタイプで長い直線向き。この血統の持ち味でもある『意外性』にも賭けてみたい。
共同通信杯2020出走予定馬/シングンバズーカ
父シングンオペラよりも、母父ディープインパクトの影響が強く、デビューから5戦中4戦で上がり最速をマーク。前走は順当勝ちだが、着差以上の完勝といえよう。常に自分の時計だけは走るタイプで、おそらく相手なり。重賞のメンバーでもそう差はないはず。
共同通信杯2020[今後の動向]
クラシック登竜門。近年は同じ舞台のダービーよりも、皐月賞に直結する一戦。