2019 兵庫チャンピオンシップ [レース予想]
ダイオライト記念3連覇、初代コリアカップ王者と聞けば、思い出されるのが韓国で種牡馬入りしたダートの名馬クリソライトだが、今回の兵庫チャンピオンシップでは同馬の全弟クリソベリルが出走。ルメール騎手を鞍上に据えて本気モードで勝利をもぎ取りに来た。園田ダート1870mの舞台はタフさが必要な舞台だが、兄以上を思わせるパワーで連勝を飾る同馬なら問題なさそう。重賞とはいえ通過点となるような走りに期待が高まる。
兵庫チャンピオンシップ 予想【◎クリソベリル】
本命はクリソベリル。同馬は前走、稍重馬場とはいえ1分52秒台を計時し、2着以下に1秒以上つける圧勝でここに駒を進めた。全兄クリソライトもデビューから非常に注目された馬だったが、このクリソベリルもその兄に劣らぬ才能を感じさせる素材だ。前走では半年ぶりのレースでプラス16kgにかかわらず、重たいところを見せずに勝ち切ったことは特筆できる内容。枠も外目でまくりやすく、鞍上を考えればまず本命だ。
兵庫チャンピオンシップ 予想【○ダイシンインディー】
対抗はダイシンインディー。同馬はクリソベリルと同じく父にゴールドアリュールを持つ馬だが、やはりこの父の産駒らしく立派な馬体でダートが得意なタイプだ。地方遠征に慣れた戸田厩舎所属でチーム力も高い上、兵庫競馬出身の岩田騎手が騎乗するなら色気は十分だ。前走までの内容的にクリソベリルには一歩譲るとしても、他馬に譲ることはできないと意気込んでいることだろう。
兵庫チャンピオンシップ 予想【▲ヴァイトブリック】
3番手はヴァイトブリック。同馬はこれまで3戦して2勝2着1回と堅実で、前走も出世レースのヒヤシンスステークスで2着と高評価できる。ただ3番手とした理由はダート1800mの持ちタイムで、ダイシンインディーの方に魅力を感じたからに他ならない。このあたり遜色ないタイムだが同馬が人気に推されそうなことと、大外枠スタートの事も考慮しこの位置での評価とした。
兵庫チャンピオンシップ 予想【△ゴールドラグーン】
最後はゴールドラグーン。またしても父にゴールドアリュールを持つ同馬を最後に指名したが、同馬は脚質も逃げで右回りも得意とコース適性が高そう。鞍上には初コンビとなる和田騎手を迎える一戦だが、腕っぷしの強い同騎手とのコンビは吉と出そうな予感がある。和田騎手は瞬発力のあるタイプよりもジリっぽいタイプが得意で、最後の競り合いでもこの特質は遺憾なく発揮されるだろう。
2019 兵庫チャンピオンシップ [馬券考察]
馬券は3連単。流しで、◎→〇▲△の計6点で勝負!
兵庫チャンピオンシップは5月2日、園田競馬第10レース、15時55分発走予定