3歳マイル王に輝くのは状態絶好のこの馬!
NHKマイルカップの発走時刻が近付いてきました。今年は桜花賞馬グランアレグリアが圧倒的人気を背負っての出走となりそうですが、果たしてこの圧倒的本命馬を負かす馬はあらわれるのか?このレース目標に絶好の仕上がりを見せている馬がいるならば波乱を狙ってマークしておくのも馬券予想的中へ向けては面白い一手となりそうです。
調教評価 A 変則2冠へ向けて状態上昇
グランアレグリア 美浦南W 68.5 52.8 38.7 12.4 馬なり 併せ先着
ぶっつけ本番で臨んだ桜花賞を制したグランアレグリアは早くからオークスではなく目標をこのNHKマイルカップに定めて調整を進められてきました。常に軽めの調整を繰り返す藤沢厩舎勢にならってグランアレグリアも軽めの乗り込みを桜花賞後も積んできていますが、最終追い切りでは馬なりながらにラスト4Fは52.8と自己ベストタイムを更新。休みあけを一度使って馬体も更に良化がうかがえるところとなっており、鞍上は絶好調のルメール騎手。ともなればこのNHKマイルカップにおいても圧倒的人気を背負っていてもなかなか逆らえない状態にあるということは間違いなさそうです。
調教評価 A 中2週も意欲的に乗り込まれる
アドマイヤマーズ 栗東坂路 56.6 41.3 26.8 12.9 馬なり
皐月賞から中2週の競馬とはなりますが、乗り込みを再開していきなりの1週前の坂路追い切りで52.0をマークして自己ベストタイムを更新。続く日曜日にもコースで長めに追われてきており、皐月賞からの中2週というタイトな日程にはなっていますがしっかりと乗り込まれており、直前の追い切りの時計が控えめなのも気にするところもなさそうです。朝日杯FSでグランアレグリアを負かしている馬でもあり、この大舞台で再び抑え込んでの勝利という場面もなきにしもあらずという状態にはあると言えそうです。
調教評価 A コースでの動き絶好で狙い目
イベリス 栗東CW 79.8 64.8 50.8 37.8 12.1 馬なり
桜花賞出走はかなわず、次週のアーリントンカップに挑戦し見事に勝利を収めているイベリス。時計的には桜花賞よりもひとつ遅い勝ち時計で人気薄の逃げ切り勝ちということであまり評価はあがってきていませんが、追い切りの動きだけ見れば注目すべき存在となりそうです。最終追い切りでは6F80秒を切る絶好の時計をマークして余裕で自己ベストタイムを更新。兄弟にベルカントのいるスピードに長けた血筋ではありますが、父ロードカナロアということならばなんとかマイルは我慢できてもというところもあり、後ろで有力馬がけん制しあうような流れになれば前残りに期待してみる手も浮上してくるのではないでしょうか。
この他ならば坂路での動きが目立ったグルーヴィットや池江厩舎の勝負追い、コース4F追いで臨むダノンチェイサー、穴っぽところではマイネルフラップあたりも動きは目立つところではあり、これら3頭をB評価ということにしたいと思います。
それでは今週はこのNHKマイルカップで美味しい的中馬券をきっちりと手にしてしまいましょう!