2020/3/1開催「中山記念(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
中山記念2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
インディチャンプ | 牡5 | 音無 |
ウインブライト | 牡6 | 畠山 |
ソウルスターリング | 牝6 | 藤沢和 |
ダノンキングリー | 牡4 | 萩原 |
ペルシアンナイト | 牡6 | 池江 |
マルターズアポジー | 牡8 | 堀井 |
ラッキーライラック | 牝5 | 松永幹 |
■2020/2/13現在
中山記念2020 [注目馬考察]
中山記念2020出走予定馬/ウインブライト
中山で重賞4勝の実績。今年は中山記念3連覇の偉業に挑むが、ラッキーライラック、ディアドラ、ステルヴィオなどG1馬5頭を蹴散らした昨年がとにかく圧巻の強さ。今年もかなりの好メンバーとなりそうな上に、主戦の松岡騎手が落馬負傷で乗り替わり(今回はミナリク騎手)となる点がどうかだが、ここは得意舞台。中山の番人、ドバイへ弾みをつけるためにも落とせない一戦となる。
中山記念2020出走予定馬/ラッキライラック
最後の最後でウインブライト、ステルヴィオに交された昨年3着だが、800m通過46秒7→1000m通過58秒2のハイペースを2番手追走から一旦は抜け出す場面を演出。内容としては勝ちに等しく、牡馬相手でも互角の能力。最内強襲のエリザベス女王杯は鞍上の好プレーもあったが、それまでの詰めの甘さが嘘かのような切れ味。2歳からG1を制したが、早熟ではなくまだ進化の可能性も。
中山記念2020出走予定馬/ダノンキングリー
毎日王冠で歴戦の古馬勢を一蹴。それを思えば、マイルCSは少し物足りない競馬だったと言わざるを得ないが、初めての遠征、初めての競馬場に加えて前走比2キロ増。最内枠で荒れた内を通らされた影響も大きかったと見れば、いい経験と割り切れる。一瞬の切れが生かせる中山は合うし、距離もベスト。ここからリスタート。
中山記念2020出走予定馬/インディチャンプ
昨年の春秋マイルG1を制し、最優秀短距離馬に選出。今年はこの路線を牽引していく立場だが、如何せんこのカテゴリーは層が厚く、まだまだ抜け出した感もないか。加えてこの馬は気性面に課題があり、その上久々はあまり走らない傾向。今回は様子見が妥当とも言えそうだが…。
中山記念2020出走予定馬/ペルシアンナイト
3歳でマイルCSを制したが、その後は勝ち星なし。とはいえ、その間も大阪杯2着、マイルCS2、3着など常にハイレベルの競馬。キッカケひとつで、いつ変わっても不思議はないところだろう。しかしこちらもインディチャンプ同様、叩き良化型。久々となる今回は割引が必要に。
中山記念2020[今後の動向]
毎年頭数は揃わないが、反面G1レベルの顔ぶれになることも。この後、ドバイ遠征を睨む組はいいステップとしたいところだが…。