2019/11/23開催「京都2歳ステークス(G3)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
京都2歳ステークス2019 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
ヒシタイザン | 牡2 | 未定 | 角田 |
マイラプソディ | 牡2 | 武豊 | 友道 |
ミヤマザクラ | 牝2 | 藤岡佑 | 藤原英 |
ロールオブサンダー | 牡2 | 松山 | 橋口慎 |
■2019/11/9現在
京都2歳ステークス2019 [注目馬考察]
京都2歳ステークス2019出走予定馬/マイラプソディ
サウジアラビアRC勝ちのサリオス、新潟2歳ステークスのウーマンズハートの両重賞勝ち馬に、2戦2勝のワーケア、重賞2着クラヴァシュドールなど、今年の2歳はとにかく当たり年と言えそうなハーツクライ産駒。2戦2勝のこの馬も例に漏れず、その中の1頭。前走の野路菊ステークスは、相手に恵まれたことも確かだが、直線半ばまで持ったまま。軽く追い出されると、上がり33秒4で一気に突き放した。3連勝でG1戦線へ。
京都2歳ステークス2019出走予定馬/ミヤマザクラ
新馬戦は終始窮屈な競馬で仕掛け遅れ。完全に脚を余してしまったが、同じ轍は踏むまいと挑んだ前走は安全策で外をぐるり。ロスの多い競馬ながらも、メンバー最速となる上がり35秒3でのレコード快勝だった。全兄マウントロブソン、ポポカテペトルはしぶといタイプだが、こちらは瞬発型。少頭数になりそうな点も好材料で、ハイレベル牝馬勢に食い込む。
京都2歳ステークス2019出走予定馬/ロールオブサンダー
新種牡馬キズナの活躍が顕著だが、同じく今年から産駒をターフに送るエピファネイアも快調。出だしこそ今ひとつだったが、芝の中距離戦が多く組まれる秋以降、飛躍的に活躍。前走の紫菊賞は無理なくハナを切れたことが勝因だが、おそらく今回も同様の策が嵌まる頭数。試金石の一戦だが、軽くは扱えない。
京都2歳ステークス2019出走予定馬/ヒシタイザン
ポンとハナを切ってのスローペース。横山典騎手の手綱捌きが冴え渡った前走の百日草特別だが、結果的に切れる馬に負かされてしまった形。それでもレースの幅が広がる競馬で、今後への可能性は示した。一息入った馬が多くなりそうな今回は、一度使われての上積みにも期待できる。
京都2歳ステークス2019[今後の動向]
先に繋がる傾向にはないものの、今年はハイレベルな一戦となりそう。ホープフルステークスに繋げるのはどの馬か。