天皇賞(春)の有力候補へ名乗りを挙げるのは絶好調のこの馬!
阪神大賞典の発走が近づいてきました。目指すは次の3200m、天皇賞(春)というスタミナ自慢の実力馬が集う1戦はここで賞金を加算させてG1の有力候補へ名乗りをあげようと各馬が虎視眈々。その中で抜け出してくるのはこの阪神大賞典へ向けて絶好の追い切りを消化して好仕上がりを見せる馬である可能性は高いだけに追い切りの動きは要チェックです。
調教評価 A 坂路で久々にいい動き見せる
カフジプリンス 栗東坂路 51.1 37.6 24.8 12.3 強め
1年5ヶ月の長期休養明けこれが3戦目。前走は準オープン戦で3着ではありましたが復調の兆しを見せた1戦となりましたがこの中間は坂路で乗り込まれて最終追い切りでは久々に坂路51秒台の好時計をマーク。これが自身3度目の51秒台となりましたが、前2回はダイヤモンドSで3着、日系新春杯で5着と好走していることもあり、今回は格上挑戦の身とはなりますが、掲示板以上の活躍を期待してみたい状態にあると見ていいのではないでしょうか。休み明け叩き3戦目、まさに今回が狙い目となるのかもしれません。
調教評価 A ラストの伸び良、巻き返し期待
アドマイヤエイカン 栗東CW 82.2 66.2 51.0 37.6 11.9 G前追う 併せ先着
前走の万葉ステークスは2番人気で7着と期待を裏切る形とはなりましたが、疲れが残っていたとは師の弁。今回リフレッシュ休養を経てからここ3週続けてコースで長めをしっかりと追われて一追い毎に良化をうかがわせる動きを見せており、最終追い切りでもラスト仕掛けられると抜群の反応を示して終い11秒台でフィニッシュの好追い切りを消化。札幌2歳ステークス以来となる久々の重賞勝利の可能性もこの状態ならば高まってきたと見ていいのではないでしょうか。
調教評価 A 反応抜群、重賞連勝可能な仕上がり
シャケトラ 栗東CW 84.5 67.9 53.2 38.1 11.7 馬なり 併せ併入
最終追い切りは終いだけ伸ばす程度の調整とはなりましたが、それでもGoサインが出されてからの反応は抜群でラスト11.7と鋭く伸びてきていますし、1週前には戸崎騎手騎乗で速い時計もマークしてきているあたり、前走のアメリカJCCを制してから更に状態をあげてきている感があります。長期休養明けを一度使った反動よりもむしろ、上積みを評価してみたいところであり、距離克服という課題はあるものの仕上がりの良さでどこまでやれるか、もちろん重賞連勝の可能性も十分にあると言っていいのではないでしょうか。
少頭数の1戦だけにあれもこれもとあげるわけにはいきませんが、ステイヤーズSを制しているリッジマンについては目標はこの先といった感じでまだまだ余裕残しではありそうですがそれでも十分に動けており走れる態勢にあると判断できるだけにB評価をつけておきたいと思います。
それでは今週はこの阪神大賞典で美味しい的中馬券をきっちりと手にしてしまいましょう!