2019/8/18開催「札幌記念(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
札幌記念2019 [1週前出走予定馬]
- クルーガー/牡7/高野厩舎・栗東
- クロコスミア/牝6/西浦厩舎・栗東
- ゴーフォザサミット/牡4/藤沢和厩舎・美浦
- サクラアンプルール/牡8/金成厩舎・美浦
- サングレーザー/牡5/浅見厩舎・栗東
- フィエールマン/牡4/手塚厩舎・美浦
- ブラストワンピース/牡4/大竹厩舎・美浦
- ペルシアンナイト/牡5/池江寿厩舎・栗東
- ランフォザローゼス/牡3/藤沢和厩舎・美浦
- ロードヴァンドール/牡6/昆厩舎・栗東
- ワグネリアン/牡4/友道厩舎・栗東
■2019/8/3現在
札幌記念2019 [注目馬考察]
札幌記念2019出走予定馬/フィエールマン
休み休みのローテーで菊花賞をキャリア4戦、そして古馬最高峰の天皇賞・春をわずか6戦目で制した天才肌。主流となりつつある外厩調整馬で、今後のモデルケースとも成り得る存在だが、体質が弱く使い込めないという点もある。今回も一息入れての競馬となるが、問題はないだろう。秋は凱旋門賞を展望。ディープインパクト逝去で、この馬に掛かる期待も大きくなりそうだ。
札幌記念2019出走予定馬/ワグネリアン
こちらもフィエールマン同様に使い込めないタイプだが、前走の大阪杯は緩い馬場が堪えたフシも。牝馬ながら7~8歳にかけて重賞6勝を挙げたブロードアピールが祖母。ダービーを勝ったとはいえ、この馬も比較的緩やかな成長曲線を描いており、本領発揮はこれからになりそう。2000mもおそらくベスト距離。
札幌記念2019出走予定馬/ブラストワンピース
3歳で有馬記念を制覇。4歳となった今年は海外遠征も含め、日本競馬を牽引していく立場になるはずが、大阪杯、目黒記念とも1番人気6、8着と惨敗。ここは復権をかけての一戦にもなるが、洋芝巧者を送るハービンジャーが父。先日のナッソーステークスを制したディアドラも同産駒で、おそらくこの馬も力を要すこの舞台が合うはず。凱旋門へ向けて、最低でもキッカケはつかみたい。
札幌記念2019[今後の動向]
凱旋門賞を展望するフィエールマン、ブラストワンピースの激突にダービー馬ワグネリアンも参戦。G1級の顔ぶれと言ってよく、注目度は高い。