【阪神カップ】2019出走予定馬 1週前注目馬考察

2020年7月23日

2019/12/21開催「阪神カップ(G2）」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。

阪神カップ2019 [1週前出走予定馬]

■2019/12/6現在

圧倒的なスピードで桜花賞を制覇。返す刀で挑んだNHKマイルCでは牡馬の壁もあったが、前半から終始力みっぱなしの走り。あの内容を見る限り、気性面も含めて本質的にはスプリンター。初めての1400mはむしろ歓迎と見ていい。ここは来季へ向けての足掛かりに。

マイルCSは逃げ馬不在もあり、押し出される形でのハナ。多少後続に突かれる形になったとはいえ、600m通過35秒3、800m通過47秒2なら上手くスローに落とし込めた。最後は瞬発力の差が出たが、着差は0秒4差だけ。1400mもスワンS3着で克服済みと、ここは力が入る一戦。

前走のJBCレディスクラシックは、スタート後の不利に巻き込まれる形。結局その後は無理をさせずの6着入線なら疲れもないはず。2走前のスプリンターズSでは0秒4差の5着と健闘。7歳牝馬だが、衰えを感じさせない。ここも当然好勝負に。

マイルCS13着惨敗は、久々だったことも含めれば仕方のない一戦。ここへ向けての叩き台と割り切って良さそう。1600mのダービー卿CT勝ちだが、1400mにも勝ち星があり距離短縮は問題なし。ここは同舞台快勝の4走前を見直せる。

スプリンターズSが0秒7差だっただけに、スワンSではもう少し上の着順が取れると見ていたが、おそらくこの馬は平坦コースが苦手。重賞勝ちのフィリーズレビューも、先述のスプリンターズSも急坂コース。今回は力を出せる舞台。

桜花賞馬グランアレグリアの復帰戦。伸びしろ大きい3歳馬に注目。