2019/11/10開催「エリザベス女王杯(G1)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
エリザベス女王杯2019 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
アルメリアブルーム | 牝5 | 未定 | 高橋康 |
アロハリリー | 牝4 | 酒井学 | 高野 |
ウラヌスチャーム | 牝4 | マーフィー | 斎藤誠 |
クロコスミア | 牝6 | 戸崎 | 西浦 |
クロノジェネシス | 牝3 | 北村友 | 斉藤崇 |
サトノガーネット | 牝4 | 坂井瑠 | 矢作 |
シェーングランツ | 牝3 | 武豊 | 藤沢和 |
シャドウディーヴァ | 牝3 | 松山 | 斎藤誠 |
スカーレットカラー | 牝4 | 岩田康 | 高橋亮 |
センテリュオ | 牝4 | ルメール | 高野 |
ソウルスターリング | 牝5 | デットーリ | 藤沢和 |
ダノングレース | 牝4 | 三浦 | 国枝 |
フロンテアクイーン | 牝6 | 津村 | 国枝 |
ポンデザール | 牝4 | 未定 | 堀 |
ミスマンマミーア | 牝4 | 四位 | 寺島 |
ラヴズオンリーユー | 牝3 | デムーロ | 矢作 |
ラッキーライラック | 牝4 | スミヨン | 松永幹 |
レッドランディーニ | 牝4 | 池添 | 石坂正 |
■2019/10/26現在
エリザベス女王杯2019 [注目馬考察]
エリザベス女王杯2019出走予定馬/ラヴズオンリーユー
新馬から無傷の4連勝でオークス制覇。脚元の不安もあり秋華賞は大事を取って回避したが、乗り込み自体はすぐに再開。まったく影響はないだろう。オークスの勝ち時計は翌週のダービーと0秒2差だけ。2着カレンブーケドール、3着クロノジェネシスが秋華賞1、2着。その比較からも王座は揺るがない。
エリザベス女王杯2019出走予定馬/ラッキーライラック
前走の府中牝馬ステークスは、直線入口から先頭に並びかける積極的な競馬。結果的に後続の目標にされてしまったが、一旦は完全に抜け出す場面を演出。内容としては、おそらくこの馬が一番強い競馬だっただろう。久々とすれば文句なし。今度は地元で距離も2200m。鞍上にスミヨン騎手なら前進あって後退なし。
エリザベス女王杯2019出走予定馬/クロノジェネシス
オークスからの直行となった秋華賞は20キロ増だったが、体のラインをすっきり見せてすべてが成長分。結果が出たのも納得だろう。2着カレンブーケドールを内へ押し込み、満を持して追い出しての快勝。デビューから手綱を取ってきた北村友騎手と馬との信頼感も頼もしい。勢いに乗って古馬も撃破。
エリザベス女王杯2019出走予定馬/ウラヌスチャーム
前走の京都大賞典は、明らかに仕掛け遅れ。加えてスローペースで行った行ったの決着。何もかもが噛み合わなかったが、着差は0秒8差だけ。京都外回りを経験できたことと、仕掛け一つで何とかなる手応えは掴めたか。今度は叩き2戦目の上積みも。
エリザベス女王杯2019出走予定馬/シャドウディーヴァ
ローズステークスは好発が裏目に出てチグハグな競馬。前走の秋華賞は本来の控える形で、0秒6差4着まで追い込んできた。やはり自分の形で運べれば、GIでも十分に通用する馬。末脚を生かせるという点では、内→外回りも好都合。出走に漕ぎ着ければ穴で。
エリザベス女王杯2019[今後の動向]
2歳女王ラッキーライラックの復権か、もしくは若さ溢れる3歳馬の戴冠か。世代交代もありそう。