2019/11/3開催「アルゼンチン共和国杯(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
アルゼンチン共和国杯2019 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
アイスバブル | 牡4 | 福永 | 池江 |
アフリカンゴールド | セン4 | 福永 | 西園 |
オジュウチョウサン | 牡8 | 石神 | 和田郎 |
グレイル | 牡4 | 戸崎 | 野中 |
タイセイトレイル | 牡4 | 中谷 | 矢作 |
ノーブルマーズ | 牡6 | 高倉 | 宮本 |
ハッピーグリン | 牡4 | 未定 | 長谷川 |
ポポカテペトル | 牡5 | 岩田康 | 友道 |
マコトガラハッド | セン6 | 石川 | 鮫島 |
ムイトオブリガード | 牡5 | 横山典 | 角田 |
■2019/10/19現在
アルゼンチン共和国杯2019 [注目馬考察]
アルゼンチン共和国杯2019出走予定馬/アフリカンゴールド
ここまで2200~2400mで計4勝。ステイゴールド産駒らしくステイヤーとしての資質は高く、あっさりと抜け出した六社ステークスの勝ちっぷりから地力強化も顕著。過去に2度挑戦した重賞では、菊花賞12着、日経新春杯15着といずれも2桁着順に終わったが、今回はハンデ戦。当然重い斤量も背負わされず、ここは飛躍の足掛かりとなりそう。六社ステークスとアルゼンチン共和国杯との関連の強さも見逃せない。
アルゼンチン共和国杯2019出走予定馬/ノーブルマーズ
前走の京都大賞典は、開幕週+平均ペースからの決め脚勝負。枠なりに好位直後で流れに乗れてはいたが、切れる脚が使えないこの馬には4着まで精一杯だった。それでも小倉記念3着に続いての好走で、もう本調子を取り戻したと見ていいだろう。昨年は5番人気9着だったが、当時は久々。今年の方が臨戦過程は断然いい。
アルゼンチン共和国杯2019出走予定馬/ハッピーグリン
地方競馬の雄として国内外を問わず活躍してきたが、地方所属ではレース選択に限界があり、今回から中央所属としてスタート。前走の毎日王冠は相手が強かったこともあるが、持久力勝負のこの馬にとっては時計も速く距離も短かった印象。3走前の札幌日経オープン(芝2600m)では2着と好走。ジャパンカップ7着からもやはりベストは中長距離。夢は終わらせない。
アルゼンチン共和国杯2019出走予定馬/ポポカテペトル
キセキが勝った2017年菊花賞は、世紀の極悪馬場。そのスタミナ勝負の一戦でしぶとく3着に食い込んだのがこの馬。13番人気での快走だった。その後は1600万特別2勝を積み上げたが、無念の骨折離脱。前走の函館記念はコース、距離が合わなかったとはいえ、まだ状態が良くなかったのだろう。今回はしっかり立て直して舞台もベスト。ハンデもおそらく軽く、穴注目。
アルゼンチン共和国杯2019出走予定馬/オジュウチョウサン
前走は少し負けすぎの感もあるが、すんなり2番手につけて手応えは抜群。しかし前にプレッシャーをかけながら運んだものの、思うほどペースが上がらず結果的に切れ負けの形に。これは力差ではなく展開のアヤ。5走前の南部特別だけ走れば通用の計算だし、有馬記念でも見せ場たっぷりの9着。変わってくるはず。
アルゼンチン共和国杯2019[今後の動向]
GIへ繋がる顔ぶれとは言い難いが、ここで賞金加算はしておきたい馬が大半。波乱もありそう。