追い切り

天皇賞(春)2019追い切り診断/追い切り評価ベスト3を発表!

平成最後の天皇賞を制するのは状態絶好のこの馬
いよいよ平成最後のG1レース、天皇賞(春)の発走時刻が近付いてきました。前売りオッズの1番人気はエタリオウ、続いてフィエールマン、ユーキャンスマイルと昨年の菊花賞の1~3着馬が人気上位を占めていますが、果たして人気通りに収まるのか、それとも波乱の結末となるのか、まずは出走馬の追い切り内容を分析し、状態絶好の馬をしっかりとピックアップしていきます。

調教評価 A 菊花賞馬の力を見せられる仕上がり
フィエールマン 美浦南W 82.0 66.7 50.9 37.3 12.3 G前追う 併せ併入
1月のAJCC以来の競馬となりますが、美浦に戻ってからの追い切り本数は4本と少なめ。それでもいきなり1本目から5F64.8という破格の時計をマークしているように育成牧場でしっかりと乗り込まれていたことが見てとれる動きを見せると、その後も順調に乗り込んで最終追い切りのラスト4F50.9という時計は自己ベストタイム。前走時は熱発あけで調整に狂いもあった中であったのに対して今回は至極順調な調整を消化しているあたり、仕上がりにも当然違いがあると見て良さそうなところ。キャリア5戦とまだまだ若い馬ではありますが、これまでで一番の状態にきていると判断しても良さそうなところであり、菊花賞馬の実力をしっかりと見せることのできる仕上がりであると言えそうです。

調教評価 A コース自己ベスト更新で生涯最高の出来
グローリーヴェイズ 美浦南W 83.7 67.9 52.9 39.0 12.4 馬なり
最終追い切りも馬なりながらに非常にスピード感のある走りを見せてきたグローリーヴェイズですが、1週前には南Wコースで82.1 65.6 50.7 37.3 12.5の自己ベストタイム更新の絶好の動きを披露。1月の日経新春杯以来の競馬とはなりますが、これまでも十分に間隔をとってレースを使ってきている馬だけにこの間隔がひらく点は心配無用。寧ろこれまでにない絶好の動きを見せており、血統的にもステイヤー血統とも言える伝統のメジロの血筋を母系にもつ同馬が平成最後の天皇賞で躍動するシーンも十分にイメージできる状態であると言えそうです。

調教評価 A 復調ムード断然の動きを披露
クリンチャー 栗東坂路 52.5 38.8 25.3 12.6 一杯
最終追い切りはいつも通りの坂路で実施されましたが一杯に追われて気合を注入。馬もそれに応えて終いまでしっかりと伸びてきていたことが好印象。1週前にはコース7Fを意欲的に追われて98.3 66.1 51.5 37.5 11.8をマークしラストは11秒台。このクリンチャーがこれまでにラスト11秒台を計時したのは昨年の京都記念を勝利した際。12.0をマークした昨年の天皇賞(春)においても3着と好走しているならばこの馬にとって終いの伸びが優秀なことは好走のサイン。昨年秋からフランス遠征もあって本来の姿を見せていなかった部分はありますがここにきて復調ムードは断然。復活走を期待してみる手は十分にありなのではないでしょうか。

この他にも、コースでの活発な動きが目立ったユーキャンスマイルであったり、メイショウテッコン。坂路で相変わらずの動きを見せていたエタリオウまでにB評価をつけておきたいと思います。13頭とG1にしては少頭数の1戦となるだけに買い目を絞っていく必要がありそうですが、A評価の馬はまず馬券に絡めておきたいところですね。

それでは今週はこの天皇賞(春)で美味しい的中馬券をきっちりと手にしてしまいましょう!

-追い切り
-, , , , ,

Copyright© 本気競馬 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.