2020/3/7開催「オーシャンステークス(G3)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
オーシャンステークス2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 調教師 |
---|---|---|
カッパツハッチ | 牝5 | 矢野 |
キングハート | 牡7 | 星野 |
クールティアラ | 牝4 | 矢野 |
ダイメイプリンセス | 牝7 | 森田 |
ダノンスマッシュ | 牡5 | 安田隆 |
タワーオブロンドン | 牡5 | 藤沢和 |
ナインテイルズ | 牡9 | 長谷川 |
ナックビーナス | 牝7 | 杉浦 |
ボンセルヴィーソ | 牡6 | 池添学 |
マリアズハート | 牝4 | 菊沢 |
ラブカンプー | 牝5 | 森田 |
レジーナフォルテ | 牝6 | 佐藤吉 |
■2020/2/22現在
オーシャンステークス2020 [注目馬考察]
オーシャンステークス2020出走予定馬/タワーオブロンドン
ノーザン1強時代に風穴をあけるのが、ゴドルフィン勢。その1番手となっているのがこの馬で、昨秋のスプリンターズSで嬉しい初GI制覇。マイペースの逃げに持ち込んだモズスーパーフレアをゴール前でキッチリ捉えた内容は、着差以上の強さ。馬場も先行有利だっただけに、その価値は絶大といえよう。高松宮記念へ向けて、まずは好発進。
オーシャンステークス2020出走予定馬/ダノンスマッシュ
スプリンターズSでタワーオブロンドンの後塵を排し、続く香港スプリントでも8着と敗退。それでも着差は0秒1、0秒4差だけ。GI級の能力があることは、疑いようのないところだろう。GI前にタワーオブロンドンとの再戦となるが、何とか一矢報いたいところ。
オーシャンステークス2020出走予定馬/ボンセルヴィーソ
淀短距離Sは新馬戦以来の1200m。出が甘かったこともあるが、さすがに前半からついていけず本来の先行策が取れなかったが、直線はグイグイと脚を伸ばして0秒3差5着まで追い込んだ。内枠で少しスムーズさを欠いたことも思えば、十分すぎる内容で慣れが見込める今回は前進があって当然。
オーシャンステークス2020出走予定馬/マリアズハート
中山芝1200mは3戦3勝と負け知らず。一戦ごとに末脚の鋭さにも磨きがかかり、ここ2走はともに33秒4。タワーオブロンドンらGI級と比較すると足りないが、時計も1分7秒7なら、十分オープンでも通用する計算。前が流れる展開となれば、この馬の猛追がある。
オーシャンステークス2020出走予定馬/キングハート
2018年の当レース勝ち馬だが、その後は長いトンネルに。復調の兆しを示したのは2走前のラピスラズリS3着で、続くカーバンクルSでも4着と好走。当時58キロを背負っていたことを思えば、その価値は高い。ここも最後モツれる展開となれば浮上。
オーシャンステークス2020[今後の動向]
タワーオブロンドンvsダノンスマッシュの構図。GIの前哨戦として相応しい一戦となりそう。