2020/1/13開催「フェアリーステークス(G3)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
フェアリーステークス2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
アヌラーダプラ | 牝3 | 三浦 | 萩原 |
オーロラフラッシュ | 牝3 | ルメール | 藤沢和 |
シャインガーネット | 牝3 | 田辺 | 栗田 |
ダイワクンナナ | 牝3 | 未定 | 国枝 |
バルトリ | 牝3 | ルメール | 藤沢和 |
ポレンティア | 牝3 | 未定 | 田中博 |
■2019/12/21現在
フェアリーステークス2020 [注目馬考察]
フェアリーステークス2020出走予定馬/シャインガーネット
気性の激しいタイプが多いオルフェーヴル産駒だが、この馬は落ち着き十分の走り。新馬、赤松賞とも着差は僅かだが、それ以上に余裕のある勝ちっぷりで、かなりの奥を感じさせる逸材。中山1600mで新馬勝ち、ここもセンスの良さを生かしたい。
フェアリーステークス2020出走予定馬/アヌラーダプラ
新馬→1勝クラスを2連勝。ともに上がりはメンバー最速で、とりわけ、前半600m通過34秒9のスローをキッチリ差し切った前走は内容が濃い。新馬戦で1600mも克服しており、当然距離延長も問題なし。姉ディーパワンサ、兄ガルヴィハーラも2歳戦から活躍と仕上がりの早い血統。3連勝で重賞制覇へ。
フェアリーステークス2020出走予定馬/オーロラフラッシュ
未勝利勝ちは、4角で外に大きく振られるロスを挽回しての差し切り。34秒2と終いも切れた。強豪牡馬相手に果敢に挑んだ前走の東京スポーツ杯2歳ステークスは4着までだったが、これは相手が強すぎただけ。むしろ4着なら胸を張れる競馬だった。格下にはなるが、牝馬同士なら。
フェアリーステークス2020出走予定馬/ダイワクンナナ
歴史的名牝の1頭に数えられる母ダイワスカーレットと比較するのは酷だが、新馬戦はかなり強かった。スッと好位へ取りつき、折り合い完璧。4角で先頭に並びかけていくと、軽く追い出した感じで後続に3馬身半差。一気の重賞挑戦でも・・・の期待もある。
フェアリーステークス2020出走予定馬/バルトリ
近年の活躍が目指しまいゴドルフィン勢。この馬もトップグループの1頭に入れそうな素質を感じさせる。新馬戦は追い出しを待つ余裕。2着馬が来ればまた突き放す、大人びた内容で勝ち上がった。父ディープなら当然軽い馬場の方がさらに良さが出るはず。良馬場ならここでも狙いたい。
フェアリーステークス2020[今後の動向]
17年2着がアエロリットだが、その他を見渡すと大物と呼べる馬は多くない一戦。仕上がりがカギになりそうだ。