2019/3/17開催「阪神大賞典(G2)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
阪神大賞典2019 [1週前出走予定馬]
- アドマイヤエイカン/牡6/須貝厩舎・栗東
- アルター/セン7/古賀慎厩舎・美浦
- ヴォージュ/牡6/西村厩舎・栗東
- カフジプリンス/牡6/矢作厩舎・栗東
- ケントオー/牡7/西橋厩舎・栗東
- シャケトラ/牡6/角居厩舎・栗東
- ステイインシアトル/牡8/池江寿厩舎・栗東
- タイセイトレイル/牡4/矢作厩舎・栗東
- リッジマン/牡6/庄野厩舎・栗東
■2019/3/2現在
阪神大賞典2019 [注目馬考察]
阪神大賞典出走予定馬/リッジマン
ステイヤーズS快勝の余勢を駆って挑んだ前走の有馬記念だが、さすがに家賃が高かった印象。はっきりと参考外でいいだろう。産駒の大半が短距離型のスウェプトオーヴァーボードが父だが、この馬は母系が色濃く出ているのか中長距離型。阪神3000mは能力発揮に不足のない舞台と言えそうだ。層が薄いカテゴリーだけに、ここは勝って主役をアピールしたい。
阪神大賞典出走予定馬/シャケトラ
宝塚記念、有馬記念を1秒差以内でまとめているように、流れ一つでGIでも…と思える力量馬。それを思えばAJCC快勝はある意味当然とも言えるが、当時は骨折明けで13ヶ月ぶり。常識的にはひと叩きのところで即結果を出してしまったのだから、これは脱帽のひと言。2走目の反動には慎重にならざるを得ないが、しっかりと間隔をあけて調整できているし、そのあたりは角居厩舎。仕上げに抜かりはないはず。
阪神大賞典出走予定馬/ヴォージュ
2度の坂越え3600mはさすがに苦しかったが、平坦の3000mなら違うということを示した前走。その前走の万葉S、そして札幌日経オープンと、ここまですべて平坦コースに良績。今回は坂コース克服がカギとはなるが、前走2着に退けたユーキャンスマイルはその後ダイヤモンドS勝ち。その比較から、こちらも負けられないところか。
阪神大賞典2019[今後の動向]
春の天皇賞へ向けて重要なカギを握る一戦。全体的に層の薄いカテゴリーだけに、上昇馬にも要注意。