2020/2/23開催「ダイヤモンドS(G3)」に向けて、現時点での出走予定馬から注目度の高い有力馬達の動向と状況をチェックしていきます。
ダイヤモンドS2020 [1週前出走予定馬]
馬名 | 性齢 | 想定騎手 | 調教師 |
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ヴァントシルム | 牡6 | デムーロ | 須貝 |
オセアグレイト | 牡4 | 野中 | 菊川 |
サトノティターン | 牡7 | 未定 | 堀 |
タガノディアマンテ | 牡4 | 未定 | 鮫島 |
ダノンキングダム | 牡6 | 未定 | 安田隆 |
バレリオ | 牡5 | ミナリク | 相沢 |
ポポカテペトル | 牡6 | 未定 | 友道 |
ミライヘノツバサ | 牡7 | 未定 | 伊藤大 |
メイショウテンゲン | 牡4 | 池添 | 池添兼 |
リッジマン | 牡7 | 未定 | 庄野 |
レイホーロマンス | 牝7 | 未定 | 橋田 |
ロサグラウカ | 牝5 | 丸山 | 尾関 |
■2020/2/8現在
ダイヤモンドS2020 [注目馬考察]
ダイヤモンドS2020出走予定馬/オセアグレイト
セントライト記念14着は重賞の壁に阻まれた印象だったが、自己条件の戻った前走の迎春Sは鮮やかな勝ちっぷり。正直2200mは距離不足と思えただけに、これははっきりと力の差。やはりオープンでも十分通用する素材であることは間違いなさそう。2600mの信夫山特別の内容から、距離は延びれば延びるほどいいタイプ。3400mは大歓迎。
ダイヤモンドS2020出走予定馬/タガノディアマンテ
3歳クラシックをすべて1桁着順(皐月賞6着・ダービー9着・菊花賞7着)でまとめた地力を思えば、前走の万葉Sは当然の結果だが、大外枠の不利を克服しての3馬身は価値大。オセアグレイト同様、オルフェーヴル産駒にしては気性面が穏やかで、長距離に適性。末脚を生かせる東京コースならさらに良さが生かせそう。
ダイヤモンドS2020出走予定馬/ヴァントシルム
ステイヤーズSは、道中他馬と接触する不利。そこでスイッチが入ってしまい、最後まで脚が持たなかった。母系はスタミナの代名詞メジロの血筋で、兄ショウナンラグーンは菊花賞5着馬。父がトニービン系ジャングルポケットなら、中山よりも東京向きで、この舞台がベストの可能性もある。改めて注目。
ダイヤモンドS2020出走予定馬/ポポカテペトル
休み休みで順調さを欠く現状だが、古い話を持ち出せば菊花賞3着の実績馬。ミスパスカリの産駒は総じてスタミナ型に出るが、この馬もその典型。前走のアルゼンチン共和国杯では、内からしぶとく脚を伸ばしての0秒4差6着と復調の兆しも。当日ひと雨降って馬場が渋るようなら、さらにチャンスは広がる。
ダイヤモンドS2020出走予定馬/メイショウテンゲン
弥生賞を8番人気で制したが、クラシックは15、10、12着とすべて2桁着順。それだけに前走のステイヤーズSは半信半疑の面が拭えなかったが、大外よく伸びて4着と好走。初めての古馬相手を思えば十分すぎる内容で、復調のキッカケはつかめた印象。母メイショウベルーガが晩成型だっただけに、この馬も今年が飛躍の年となりそう。
ダイヤモンドS2020[今後の動向]
超大物の参戦こそ少ないが、春の天皇賞へと繋がる一戦。明け4歳勢の走りに注目。