セリ市のススメ | 本気競馬
本気競馬コラム

2015年7月14日(火)更新

【本気競馬コラム】セリ市のススメ

column

いよいよ競走馬のセリ市の本格シーズン突入。

スポーツニュースではなく社会面でも話題になる2億円を超える高額取引のあったセレクトセールが終了し、いよいよこれからはセレクションセールやサマーセールと舞台は馬産地日高へと移っていく。

何十年も前のことになるが自分がまだ高校生の時、学校に行くのが嫌になり、ふと馬を見に行こうと学校をサボって北海道は静内に逃亡したことがあった。

行ったはいいものの2.3日もすれば種牡馬の牧場巡りも飽きてきて、しかも自転車しか移動手段のなかった自分は行動範囲も極めて狭く、仕方なしに道端の牧草地で心地よく昼寝をしていたところ、とある牧場の男性に「暇なら働け」と急遽牧草刈りの手伝いに駆り出され、かれこれ2週間ほどその牧場にお世話になったことが自分がここまで競馬に嵌ったきっかけにもなったが、その牧場の牧夫に「馬を見る目を養いたかったら、セリ市に通って全ての馬を見るといい」と言われた。なんでも1日に200頭以上もの馬をじっくり見られるのはセリ市しかなく、まだ幼駒とはいえ、それぞれを比較することによって馬の特徴を見分けられるようになるというのだ。

といわけでその年の夏に再び静内へ帰ってきたまだ高校生の少年は3日間サマーセールの現場で馬を見て、見て、見まくった。結果…1年目は何がなんだかさっぱり。

だが3日間でも馬を見続けていると、馬の個性、首が長い、背中が長い、脚が長いだとか、そういった大雑把なものは解るようになるもの。

そこから実際に走る馬とはどういう体系なのかなどを突き詰めていくことにより、いい馬とはどんな形かというのが解るようになってきたのは事実か。

勿論、自分がいい馬だというのは自分の好みもある。マイネルの岡田総帥がいい馬だと言った馬が、社台の吉田代表もいい馬だと言うかは限らない。ちなみに自分の好みはガッシリしたダートで走るようなタイプの方が好きだ。今の現役でいうとアジアエクスプレスは好みのタイプである。古くなると、香港のサイレントウィットネス。あの筋肉隆々で戦車のようなゴツいボディーは、あれが競走馬だと思ったほどであった。だからディープインパクト産駒のようにあ肌が薄く柔らかいタイプ、これは勿論いい馬なのであろうが、好みの問題であまり目がいかないのが難点なのだが。

と、少し話は脱線したが、まず素人目でもいいので自分なりの馬の好き嫌いの判断をできる目を養うということ。

歩様がどうだとか、そういう細かいことなんて何十年も馬を見ていないと解るものでもない。
なら、きっかけはその馬の顔でもいい、目でもいい、何か自分がすきなのはこういう形というものをもってセリ市を中継でもいいので見てみて欲しい。

その馬が翌年デビューして実際にレースで好走すれば貴方に見る目があるということ。走らなければ、走る馬はどういう形だったのかを思い出し、翌年のセールではその形の馬をチェックする。

この繰り返しをしていくと自然と馬を見る目って養われていくんじゃないかと思うんですよね。

勿論、競馬場のパドックを毎日チェックしているのもいいですが、競馬場のパドックはどうしても人気であったりとか予想であったりとか、別の要素に目がいってしまうことがあるだけに、やっぱりセリ市が一番いいのかなって自分は思います。

競走馬のセリ市は観光地でもなければ遊びの場でもありません。

生産者はその売上げに生活がかかってますし、オーナーも何百万という予算で購入する高い買い物です。

そういった場なのでくれぐれも遊び半分で行かれることはやめた方がいいと言いたいですが、馬を見る目を養いたいという目的で、単身でセリ市に乗り込むような少年がいれば、恐らく私は声をかけて、色々と自分の経験を話してしまうことでしょう。


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